高校1年生の時、仙台で知り合った。
常本琢招について、どこから説明してよいのやら。
ほんとうは、新作『蜘蛛の国の女王』が、3月15日(日)に大阪のPLANET+1で上映されることをお知らせしたかったのですが(監督、またもや現場に遅刻でスミマセン)。
わたしは、小さい頃から映画が好きで、高校では映画部に所属して、8mm映画を作っていた。常本は、少年時代から「毎日どの映画館でも最前列でスクリーンにかぶりつき」だったので、文化人が多い仙台の街でも、有名な映画少年だった。
大学生の常本は、わたしたち映画部を芋づる式に巻き込んで、処女作『にっぽにーず・がーる』(8mm/59分/カラー)を撮った。
Edited and written by Setsuko Harada.

(『ぴあ』 昭和60年5月31日発行/表紙はジェシカ・ラング)
『にっぽにーず・がーる』は、85年のPFFで入選。仙台の映画仲間であるクマガイコウキの『吊首姦太郎の青春』(8mm/35分/カラー)も、同時入賞。常本琢招とクマガイコウキは、いがらしみきおをゲストにした自主上映会を開催。わたしは、愉しくお手伝いさせてもらった(いつも現場には遅刻ですが〜)。

Manga by Mikio Igarashi.
2008年の夏には、東京国立近代美術館フィルムセンターで行われた、[日本インディペンデント映画史シリーズ① PFF30回記念 ぴあフィルムフェスティバルの軌跡 vol.1](The History of Japanese Independent Cinema [Part 1] Retrospective of Pia Film Festival vol.1)に、お見事殿堂入り!!

Photo taken by ami_harikoshi.
ああッ! 常本琢招とクマガイコウキは、ジグザグにしか進まなくてスローになっちゃうわたしの迷走人生における、瞑想名僧知識野郎なのであ〜る。
【追記】4/25映画美学校試写の写真(第一弾)をupしました! 続きをお待ちください(編集中です・笑)!
Flickr! ☛ [蜘蛛の国の女王(2008年)]
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