COW BOOKSの松浦弥太郎さんのエッセイが好きで、昨年から一冊ずつ読み進めている。
『暮らしのなかの工夫と発見ノート② あたらしいあたりまえ。』は、毎日の仕事と暮らしのなかにある「あたらしいあたりまえ」を見つけていくためのヒントがいっぱい詰まった本で、つまらない話に巻き込まれたり、感情的に行き詰まったりした時に読むと、煙が消えていくような感じでもやもやした気持ちがどこかへ去っていく良著です。
旅によく出る松浦さんらしく、旅先で思いついたヒントが面白い。『友だちという鏡』というエッセイでは、海に近い田舎で考えごとをしていたとき、一枚の紙に友だちの名前を書いていくことにした、というお話。タイトル通りに「友だちは自分の鏡だ」という教訓がオチなのだが、そこに行き着くまでのチラホラ見え隠れする辛辣なセンテンスに、何度か胸がすっきりしましたよ。例えば、この一文。しょっちゅう会っていても友だちではないと感じる相手もいれば、十年も年賀状を交わす程度のつきあいでも、すぐに名前が出て来た相手もいました。うーん、なるほど。
さて、これからわたしも書き出してみよ〜っと。
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